こんばんは。
数日前に山手線のE231系の最後の乗車の記事を書きましたが、あれはちょうどセンター試験の日に「休日お出かけパス」(昨年からちょっとばかり名称が変わっていますが)という切符を利用してテスト対策の勉強しながらひたすら電車に乗るということをしておりました。
その中で初めて乗車した区間が青梅線の拝島から奥多摩までの区間。普段中央線をよく利用するので「青梅」という地名自体はなじみのあるものなのですが、そこまで行ったことはなくこれが初めての青梅線乗車となります。
もちろん東京から中央線で立川まで行きそこから青梅線で奥多摩方面に向かったわけですが奥多摩へ向かう車中では勉強に励んでおりましたのでブログのために写真を撮影したのは帰り道。ということでこの記事も奥多摩からスタートしていきます。ちょうどこの日はこの冬ご無沙汰の寒波がやってきておりまして新宿や立川の時点で雨から雪に変わるような状態。山の中に入っていく青梅や奥多摩ではかなり冬景色といった感じでした。
このような天気でしたが奥多摩まで向かう電車は複数組の観光客らしき人が乗車していました。奥多摩はここから山登りを楽しむ人の玄関口となっており、特に夏ごろになるとハイキング客でにぎわうようです。ちなみに駅にはしっかり登山する場合はその旨を申告するようにというノートがありました。奥多摩までは東京から中央線と青梅線で2時間ほどなのでちょっと朝早く出れば夏などは登山を楽しめそうですね。
また青梅線の青梅から奥多摩区間は東京アドベンチャーラインという愛称もつけられており、その認知度は正直なところとても高いとはいいがたいのですが、それでも自然に囲まれた青梅線はその自然を生かした観光資源がたくさんあるということでしょう。実際に乗車してみると青梅から先これといった主要な町はないように感じますが、1駅1駅が小さいながらも味のある雰囲気で、これは一度各駅降りて歩いてみるのも価値がありそうだなと思いました。ちなみに青梅線の青梅以遠は基本的に単線でほとんどの行き違いが可能な構造になっています。(厳密には東青梅から単線なのですが…)
また青梅線の運転形態はここまで書いてきた感じで青梅で分断されているというのが分かった方もいるでしょう。朝夕に一部立川から全線走る電車も存在しますが、もっぱら青梅での乗り換えが必要で、東京方面からくる場合、青梅で10両編成から4両編成になるのでいきなりローカル感が出ます。ちなみに車両の長さが半減しますが、利用客はそこまで多くなく10両だとかなり空いているなというイメージなので4両になってもたつ羽目になるようなことはあまりないと思います。(登山シーズンは混みそうですが…)
乗換駅である青梅駅はその周辺がレトロな街並みとなっており、いたるところに昭和らしさがにじみ出ています。おかげでちょろっと10年前まで活躍していた201系のイラストを拝むこともできます、駅前のロータリーを出ると青梅街道が走っています。大昔はこの青梅街道がここまでの道のりとなっていたようですね。
青梅を出るとお隣東青梅から複線になり、走る電車も1時間に4本や5本にまで増えます。また1時間に3本程度は中央線に直通し東京まで1本で行けるので青梅から東の需要はそれなりにあるんでしょう。実際に乗車率もだんだんと高くなってきました。さて青梅線の支線かのように拝島から分岐するのが五日市線ですが、今回は時間の関係上乗ることはできませんでした。五日市線の方も支線の中を走り終点の武蔵五日市の近くにはほっさわの滝とよばれる滝もあり観光地にもなっています。
私が乗っていた電車ほどなくして立川に到着。乗車したのは東京行きでしたので、そのまま中央線のホームに入線します。これからの行程でこの電車には西国分寺まで乗車しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。