こんばんは。
日本のサグラダファミリアとも呼ばれている「横浜駅」、ずっとどこかしらで工事が行われており駅構内の移動も行くタイミングごとで異なったりするので非常にややこしい駅になっています。そんな横浜駅も2020年代に入りJR東日本の駅ビルCIALが完成し工事も一段落、と思っていた矢先に次の工事のニュースが飛び込んできました。
今回発表されたのは横浜駅西口の再開発、主体は相鉄グループとなり駅周辺の商業施設などの建て替えが進んでいく模様です。工事は2020年代後半から始まり2040年代の完成を予定しています。今からだと15年以上かけて行われる壮大な工事、個人的に大学時代お世話になった横浜駅西口の大変革は追っていきたいところですのでブログでも定期的に取り上げていこうかなと思います。
今回は2024年9月現在の横浜駅西口周辺の状況を見ていきたいと思います。まずは再開発の中心エリアとなりそうな「西口五番街」と呼ばれるエリアから見ていきましょう。横浜駅は西口と東口がありますが、みなとみらい方面へと続く東口は都会的な洗練されたきれいなエリアとなっています。一方で西口の方は昔から繁華街だったエリアで今もファストショップ店から飲食店まで雑居ビルに色とりどりの看板が並んでいます。
この中でもまず建て替えが真っ先に行われる予定なのが横浜駅西口から少し進んだ幸川を渡った先にある相鉄ムービルという映画館を含めた複合商業施設です。現在は映画館は109シネマズが経営している映画館ですが、結構歴史のある建物でもう半世紀以上も横浜のエンターテインメントスポットとしてにぎわっています。今でも映画好きの方に親しまれているところであり、歴史を感じながら映画鑑賞ができることでしょう。(恥ずかしながら横浜に住んでいてもここで映画を見たことがない私です、、、)
建物の中には飲食店などもあり人の入りも訪れた際はまあまあですが、やはり建設から半世紀がたっており、お世辞にも施設内はきれいとはいえず長い歴史の上ですがやや暗い印象がある建物です。西口の再開発はまずこの建物から行われる予定なので、歴史ある雰囲気で映画を見るのであれば今のうちでしょうか。建て替えは2020年代後半としか明記されていないのでまだ明確な時期は未定です。
そして横浜駅西口エリアと言えば西口を出たバスターミナルの目の前にある横浜ベイシェラトンホテルです。西口のシンボルにもなっているこのホテル、駅周辺でもかなり高い建物となっており横浜駅のホテルで一番格式があるホテルではないでしょうか。このホテルも今回の再開発の計画の中にも記載がありどのように変わるのか気になるところです。一度は泊まってみたいホテルですね。
そして相鉄の横浜駅と直結している商業施設が相鉄ジョイナスと高島屋です。一体型の商業施設になっており日常的な買い物から少しプレゼント用などのブランド物までそろっているので相鉄沿線民は休日の買い物をだいたいここらへんで済ませることができます。定期的にテナントの入れ替えはありますが、これまで大掛かりなリニューアルはありませんでした。そんなジョイナスと高島屋ですがここも再開発のエリアになってくるようですが、資料を見ていると建て替えとかではなく内装や周辺施設との連絡通路などが変わりそうな予想です。より多くの人が集える街、異文化交流のできる街へと変貌を遂げていきそうです。
さて、現在横浜駅で絶賛工事が行われているのは北側の鶴屋町側となっています。このエリアはJR東日本のCIALの建設とともに工事が進められており、いよいよその工事も大詰めという感じです。ここの工事が完了すれば横浜駅の工事も終了、というわけにはやはりいかないようで、日本のサグラダファミリアはまだまだ進化していきそうです。(ちなみに鶴屋町側の工事は記事に構成中に完成したみたいです。情報が少々古くてすみません汗)今後工事によりさらに複雑さを極めるであろう横浜駅、長い期間ですがその真価を見届けていきたいです。