おはようございます。
今日の駅探訪は相鉄の企画切符としても知られる「ゆめきぼ」の両駅です。
この「ゆめきぼ」というのは相鉄本線の「希望ヶ丘駅」といずみ野線の「ゆめが丘駅」の2つの駅を指しています。「夢」と「希望」といういかにも縁起のいい駅名ですね。
全国で有名なものといえば「恋」が付く駅名を訪れると運気が上がるということがささやかれていますが、相鉄ではこの2つの駅名を使って「ゆめきぼ切符」として受験シーズンを中心に販売しています。そんな両駅ですが、いったいどんな駅なのかぜひ見ていきましょう!
まずはゆめが丘駅です。ゆめが丘駅は相鉄いずみ野線の終点である湘南台駅の1つ手前にある駅で、所在は横浜市泉区となっています。
このゆめが丘駅、何といってもその駅構造がとても特徴的で注目されます。ホーム自体は1面2線の島式の高架駅となっているのですが、その屋根がコンクリート設計丸出しのような幾何学的なデザインになっています。
そのユニークな駅舎からか関東の駅百選に選ばれています。一度見たら忘れないかもしれませんね。そういうこともあってか相鉄の広告で使われることの多い駅にもなっています。
そしてその駅舎も一見作りかけなのか?と思ってしまうような作りになっているところも面白いです。また配色も青と赤とところどころ黄色をべた塗りのようになされており、少しばかり子供の遊び心のようなものが入った感じもします。
さて横浜市に所在するゆめが丘駅ですが、その周辺はというとあの横浜とは思えないぐらいに緑が広がっています。
もちろん相鉄いずみ野線の駅であるので横浜まで1本、おおよそ40分から50分程度で着くことができます。アクセスはそこまで悪くはないのですが、行政がらみの大人の事情で再開発が遅れているんだとか…
今後相鉄の都心直通がJRと東急の2本柱になるのに合わせて再開発も本格化するというような話も聞くので今後の利用者増加も期待できるでしょう。ちなみに駅を出て周辺を歩いていても人ごみの雑多とは一切無縁で、むしろ自然の空気がおいしいと思えるぐらいです笑
相鉄いずみ野線のいずみ中央~湘南台間は1999年に開業したかなり新しい路線です。一応いずみ野線は現在の湘南台から先までの延伸計画があるらしいのですが果たして実現するのかどうかは怪しいですね…
ちなみに近くを横浜市営地下鉄ブルーラインが通っており、ゆめが丘駅から下飯田駅まで徒歩連絡も可能です。ゆめが丘~湘南台間は相鉄が湘南台へ地下へもぐっていき、ブルーラインが湘南台へ地上に上るようになっていて逆転現象が発生しています。
さて、お次は「希望ヶ丘駅」です。こちらは相鉄本線の駅でこちらも横浜市に所在しています。同じ横浜市内でも先ほどのゆめが丘駅とは駅周辺の賑わいが違います。
希望ヶ丘駅は利用者数も非常に多い駅で、日中でも買い物客などで乗り降りが多いのも特徴的かと思います。ホームは2面2線の対向式となっており、改札が横浜方に偏っています。
駅舎や駅周辺に至って目立った施設や注目すべきところがないのが正直な印象です。いたって普通の地上駅といった感じです。ちなみに特急は通過しますがそれ以外の種別はすべて停車します。
平凡とはいえ生活をする上ではかなり利便性の高い駅のようで、横浜からも電車で1本、急行を使えばおそらく20分程度でしかかかりません。駅周辺はスーパーやドラッグストアなど日常生活で必要なものはたいてい買い揃えることができるでしょう。
本数も毎時6本以上確保されており、1時間に1本はJR線直通ですので西谷から武蔵小杉や渋谷方面の移動もかなり便利になったのではないでしょうか。
訪れたときも希望ヶ丘駅が最寄り駅と思われる住民の方々が駅から降りてきて回もしたり、駅周辺の病院に出向いたりなどしていました。
個人的に飲食店も充実している?(王将とか日高屋など中華系多いけど笑)ようなので学生やサラリーマンの一人暮らしも困らなさそうです。家賃は知りません笑
ちなみに駅周辺は坂に囲まれているのでそこが少々難点でしょうか。ただ正直なところ相鉄沿線はどこも坂の住宅地がある気がするのでこれは横浜周辺に住む限り避けれないところでしょうね。
今日は「ゆめきぼ」でも知られる相鉄のゆめが丘駅と希望ヶ丘駅に行ってみましたということで記事にしてきました。観光スポットとかがあるわけでもないので訪れる機会も少ないと思いますがフリー切符などでちらっと立ち寄って散策したら新しい発見があるかもしれませんね。