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《旅日記》【乗車記】ダイヤ改正で運転区間短縮に!「あずさ3号」に全区間乗車①

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千葉駅はかなり要塞のような作りになっている。ここから今回の旅はスタートです。
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 こんにちは。

 

 これまで私はあまり特急電車について興味が薄くなかなか乗ってこなかったところもあるのですが、昨年からなくなるであろう特急電車を中心に乗車するようになりました。とはいえブログのためという要素が大きいですが笑

 

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千葉まではSuicaで乗車しここからは南小谷までの切符を持ち乗車。

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千葉駅はほぼすべてのホームから総武快速線が発着したり、Y字にのためにホームの移動が大変だったりと迷要素が多い気がします。

 今回は今度のダイヤ改正で消える「あずさ3号」です。この列車は知っている方も多いであろう千葉発南小谷行きのJR東日本最長特急です。今度の改正で千葉発のあずさ3号自体は残りますが、行き先が南小谷行きから松本行に変更し、さらには富士回遊を増結するという列車になります。改正後のあずさ3号はそれはそれで面白そうですが、最長特急を常磐線の仙台~品川を走るひたちに明け渡します。ちなみに南小谷までの運転は継続され、あずさ3号の30分後に新宿始発となるあずさ5号がそれにあたります。

 

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E353系の行先表示のとこに流れる停車駅を見ると信濃大町と表示されており南小谷行きである証拠になっている。

                                       

                                       

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あずさ3号自体は改正後も残る。ただ行き先が松本になるのでこの光景が見られるのもあと5日。

 もともと私は小さいころから家族で白馬にスキーに行っていましたので松本から先の大糸線白馬方面は何となく馴染みがある路線でした。ですのでいつかは南小谷行きのあずさに乗って…みたいなことを考えていたのですが、今回千葉発から短縮されるということでしたので思い切って全区間乗り通すことにしました。

 

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私は前日京急に乗車し都心入りし乗車に備えるという2日がかりのことになっています。

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千葉を出発し、千葉市船橋市などの住宅地を走り抜けていきます。土日ですのでまだ朝早く静まり返っている感じです。

 あずさ3号は千葉6:38という早朝に出発します。横浜から千葉へ向かう場合、始発の横須賀線総武線快速に乗車しても千葉に6:37に到着することになるのでぎりぎり間に合いません。なので都区内より西に住んでいると前泊が必要になってしまいます…私も総武線周辺で夜を明かし御茶ノ水行きなどを取って千葉からあずさに乗り込みました。千葉からしばらくは総武快速線を走ります。まもなく引退が近いE217系との離合も私からすれば非日常ですので違和感です。

 

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錦糸町までは総武快速線のホームに到着。南小谷行きが短縮されることを見越してかカメラを構えている人も多かった。

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右手に東京スカイツリーが。この距離で見えるのも千葉発の特急ならでは。

 そもそも最後に中央線特急に乗車したのは昨年の3月に乗車したあずさでしたが、去年の改正前でE257系の運用で乗車しましたので何気にE353系は初乗車です。ヘッドレストが可動式でしたので自分の背丈に合わせて調整でき、座り心地は素晴らしいものだと思います。車内の雰囲気も車内灯がLEDなので明るくていいですね。

 

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車内は青の座席を中心に明るい内装になっている。私は暖色系よりもこんな感じの方が好きなので落ち着く。

                                       

                                       

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中央総武線に入り秋葉原を通過。割と大き目の駅でも通過してしまいます。新宿か錦糸町まで移動する必要があります。

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ふつうの総武線でも見れる光景だがクロスシート車だとこういう光景も見やすいのが特徴。

 さて錦糸町を過ぎたあたりで総武快速線から中央総武線各駅停車の線路に転線したのでしょう。このままでは横須賀線方面へ進んでしまいますので中央線方面に向かう必要があります。このあずさ3号は新宿までの停車駅はかなり絞られており、千葉を出ると船橋錦糸町のみの停車です。御茶ノ水から中央線快速も合流し、御茶ノ水を過ぎたところで再び転線します。ここからはほぼいつも通りの光景。電車は新宿に到着。千葉からの乗車率は20%程度といったところでしたが、新宿からかなり乗ってきて乗車率は80%から90%にまで達したように思います。

 

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新宿に到着し、多くの乗客が乗り込んでくる。その大半が外国人観光客であるのも面白い。

                                       

                                       

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新宿駅のお隣9番線には臨時の富士回遊号が停車中。とはいえ白馬方面へ行くにはこのあずさ3号に乗る必要があるので混雑は激しいものです。

 さてここで簡単に現在の中央線特急の制度について説明します。中央線特急は昨年3月の改正までE257系を中心に運用され、座席も指定席と自由席そして指定席の中でもプラスの料金が必要なグリーン車がありました。しかし、昨年使用車両がE353系に統一されたことにより自由席が廃止。すべて指定席になりました。とはいえ特急に飛び乗ることや満席時の乗車も可能で、その場合駅もしくは車内で「座席未指定券」というものが発券されます。これは指定席が販売されていない座席であればどこでも座っていいというもので、料金こそ指定席と同額(車内の場合駅より割増料金)ですがすべての車両の空いてる席どこに座ってもいいというものです。加えて座席上にはランプが備わっており、「緑色」が指定席発売済みの席、「朱色」がまもなく指定席発売済み区間になる席、「赤色」が未発売の席となっており、基本的に赤色の席に座っていいようになっています。

 

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座席に備え付けのテーブルに説明書きもなされています。一見赤が発売済みのように見えるんですがね…

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座席上のランプがわかりますでしょうか。これは新宿到着前ですのでこの後多くの座席に乗り込んでくることがランプの色でわかるというものです。

 ちなみに私が乗車したのはちょうど国内で新型コロナウイルスの感染が拡大し多くの人が外出を控え始めたところで座席上ランプが「緑色」ながら空席のところも目立ちました。とはいえ欧米系を中心とした外国人観光客が冬山登山やスキーのためか大きな荷物をもって大半の席を陣取っていたのが印象的でした。

 

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中央線快速の高架区間では晴れていれば富士山を拝むことができます。

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多摩川を渡るといよいよ西に向かうという感じ。

 列車は中央線快速区間を走行。ちょうど土休日ダイヤで快速電車も「杉並3駅」と呼ばれる駅を飛ばすのであまり詰まることなく走り続けます。高尾を過ぎると山間部を走っているような光景に様変わり。高尾は快速電車と中央本線の長距離列車の運転系統が分断されている駅ですが特急は通過します。昔それを知った時は驚きましたけど、最近では納得ですね。

 

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高尾を出るとほんのわずか高尾山へ向かう京王線と並走。ここで京王を見れたらラッキーです。

 この列車は約5時間かけて千葉から南小谷まで走りますので1回の記事にまとめるのは大変なので今回は高尾を過ぎたところでいったん一区切りとさせてもらいます。次回は中央本線甲府盆地を走りぬけ松本・白馬方面へ向かう模様を記事にしていきますので乞うご期待を。

 

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