おはようございます。
当ブログで一応シリーズ化にしている「私鉄の全線走破旅」ですが、お金に余裕はないものの全国の私鉄を少しでも多く乗車できればと思いやっております。さすがに今からJRの全線走破難しいと思い私鉄ならどうだろうかと思ってやっていることなのですがね笑
さて今回は大手私鉄の中で一番営業キロ数の短い相鉄です。営業キロが短いとはいえ最近はJR埼京線との直通運転に向けて大変アツい路線です。今のところは35.9km(旅客営業線のみ)という短さ、割と短時間で全線走破できてしまいます。
今回は相鉄が夏休みや冬休みなどの期間限定で発売する「1日乗車券」を購入しスタートします。最初に乗車するのは横浜10:30発の特急海老名行き。相鉄は本線といずみ野線の2路線ですが両路線ともに特急を走らせており、駅数の少ない相鉄ながらかなり停車駅を絞っています。
横浜出ると西横浜まではJR東海道線と横須賀線と並走します。ちょうどこの前に相鉄の西横浜駅で人身事故がありましたが、これだけそばを並走するのでJRも人身事故の影響を食らってしまうというわけです。
西横浜の先は大きく右にカーブし横浜の内陸の住宅街へ向かいます。天王町から星川にかけては昨年11月に上り線も高架化されかなりきれいになった区間です。ちなみに天王町の駅舎はまだ仮の状態でこれからさらにきれいに整備される予定です。
高架化された星川駅を通過。現在は2面2線の高架駅ですが将来的には横浜方に引き込み線ができる予定でその時になればさらにダイヤが柔軟に組めそうです。(東急と直通し始めたときに運行支障があった際に折り返しを柔軟にできるために整備されるとかいう話も聞きますが)
横浜国立大学の最寄り駅の1つ和田町駅を通過し、上星川を過ぎます。そうすると次に見えてくるのは西谷駅。こちらも今直通関連で話題な駅で現在は各駅停車しか止まりませんが11月30日からは快速と特急も止まるようになります。まあ急行は通過しますけどね。
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かつての西谷駅は2面2線で朝夕のラッシュ時に待避などを行う現在の星川のような役割をしていましたが、これからは直通線との分岐点になりさらに西谷での引き込み線が設置されています。ここで横浜方面に折り返す列車が設定されるのだとかなんだとか…
列車は間もなく相鉄の現在の分岐点としての主要駅である二俣川に到着。ここで日中の特急は同じ海老名方面に向かう各駅停車と緩急接続します。隣のホームにはこれからの相鉄を担っていく12000系が。
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ちょうどこの日は雨がすごく、九州の方で特別警報が出た日。横浜も雨は降っていましたが災害に至るような大雨ではなかったので大きな問題はありませんでした。二俣川でいずみ野線と分岐した後はまたしばらく住宅地を走りぬきます。次の停車駅は大和。大和は小田急との乗換駅でもあり利用客も多いです。おかげで朝夕には大和始発の電車も多数設定されています。海老名方に引き込み線があるのでそこで折り返しているようです。
大和の次は終点海老名。その間には相模大塚、さがみ野、かしわ台とありますがどれも要所となるところ。相模大塚は車庫が併設されるとともに、お盆等行楽シーズンになると高速道路の渋滞中継でNHKがよく映している大和トンネル付近でNHKでもこの相模大塚の車庫が見えたりします。
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かしわ台はなんといても相鉄の心臓部。かしわ台車両センターが併設されており車両の改造や昼間の簡単な検査から全般、重要部検査もここで行っています。
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かしわ台から大きく坂を下ると小田急と並走し海老名に到着。長めの記事になりましたが実際の所要時間は25分ほど。横浜から特急だと二俣川と大和しか止まらないのでかなり近い感じがします。というわけでこれにて相鉄本線は全線走破しました。
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