こんばんは。
約1週間前に運用を開始した相鉄の21000系、来年度に開業する相鉄東急直通線の中でも目黒線系統への直通を想定した車両になっています。その外観はほぼ先に登場した20000系と同じようになっており両数以外ではなかなか見分けがつきにくいものになっています。そんな21000系はいろいろな動向が気になる中で9月6日より相鉄本線で偉業運転を開始しました。今回は先日たまたま出会えた21000系の車内を軽く撮影できたので簡単にまとめてみました。
見たもらうとお分かりの通り20000系を撮っているのか21000系を撮っているのかわからないような感じです。20000系と同じく日立のA-trainを採用していますが、濃紺をまとった重厚感あるボディであり、内装はA-trainらしいストレートの車体に真すぐに降りたスタンションポールと最近の相鉄のグレーで統一された内装になっています。旅客案内用液晶ディスプレイはドア上のみでこちらも20000系の第2編成校と同じような形になっています。
運転台周りはあまりじっくり観察できなかったのですが、営業運転を開始した第2編成に関してはまだ東急直通に向けた準備工事にとどまっているようです。ただ、今後は東急への貸し出しも行われるため一部編成では本格的な直通対応工事が行われるでしょう。実際に営業運転開始となると東急線以降ではワンマン運転になるはずなので、相鉄車としては初めてのワンマン運転対応にもなるでしょう。
現在は第2編成のみが相鉄線内で運用を開始していますが、今月中に第1編成が東急線へ甲種輸送されるようでついにあのネイビーの車両が東急線内で見られることになります。やはりシステムが大きく異なるので、JRの時に比べて開業よりかなり早い段階で車両の貸し出しが行われるようです。相鉄線内だけでなく東急線内での走行シーンも早く見てみたいですね。簡単なレポに終わりましたが、また注意深く見ていきたいと思います。