おはようございます。
この夏にJR九州が初めて売り出した切符、それが「くじ引ききっぷ」です。JR九州のアプリ内のみでの発売で、一律で4,500円で売り出されて3つの切符のいずれかが当たるというものでした。長崎方面の往復切符、熊本方面の往復切符、そして最後がJR九州全線3日間乗り放題の切符でした。
どれも魅力があるもので、せっかくですので私も購入。7月の頭に売り出されて、割とすぐに売り切れになったイメージがあります。私が当たったのは「長崎・浦上方面」の切符でした。これは個人的に大当たりのもので、というのも初めて西九州新幹線に乗車するチャンスがやって来たのです。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は朝9時前に博多を出る特急リレーかもめ号に乗車。西九州新幹線はまだ部分開業に過ぎないので、途中の武雄温泉までは在来線特急に乗車することになります。このリレーかもめ号のメインとなる車両は今回乗車した787系、もともとつばめ用の車両だった形式です。
博多から武雄温泉まではおよそ1時間程度、意外とあっという間に到着します。武雄温泉ではリレーかもめの停車したホームの向かい側に新幹線のホームがあり、階段の移動なく乗り換えが可能です。途中に改札機などもなく、接続も3分と武雄温泉はあくまでも途中駅という感じです。
利用状況にもよりますが、やはり8両編成でやって来たリレーかもめ号から6両編成の新幹線のかもめ号に乗り換えとなるのでホームは人であふれかえりますし、新幹線の車内もかなりの混雑になります。対面乗り換えなので3分は余裕だろと思っていましたが、想定以上にバタバタとする乗換だったなと感じました。(おそらく乗る車両にもよりますが、新幹線の記念撮影などはあまり余裕がないかと思います。)
武雄温泉駅を出ると列車はすぐにトンネルに入っていきます。最近の新幹線はトンネルが多いことも特徴の1つでしょう。特に西九州新幹線はかなりの山々を貫いて佐賀から長崎まで走っているので、その分車窓の大半がトンネルになってしまいます。今回は諫早で下車することに、それにしても西九州新幹線は現時点では追い越しなどが無いためほとんどの駅が2面2線の対向式ホームになっているのが面白いところです。
諫早で降りた後は大村線に乗車、大村湾を見ながら少し新幹線を戻る方向へと進みます。今回の最初の目的地は大村線の千綿駅。ここは大村湾がすぐそこまで迫っているところに設けられた駅、インスタ映えもする駅でここ最近知名度がぐっと上がった駅です。この駅にやって来る車両はYC-1系という最新のディーゼルカーもどきですが、それでも海沿いにある駅というのは非常に珍しいので少し撮影を。前半戦はここまでです。次回は後半長崎市内へと入っていきます。