こんばんは。
青春18きっぷユーザーからは嫌われがちな東海道線の静岡地区。たしかにロングシートの3連とかの短編成が日中多く走っているのでまあ長距離移動には向いてないかもしれませんが、静岡地区はれっきとした政令指定都市の浜松と静岡の2つの地方都市を結ぶので、旅行客だけでなく通勤通学買い物客も多くそれなりに通勤向けの電車の仕様にしないといけないんだろうなと思います。
とはいえ、かつての東海道線の静岡地区のダイヤはだいたいが豊橋~浜松、浜松~興津、島田~沼津、沼津~熱海といくつかの運行系統に分かれており、通しで運転する普通列車があまり多くなくどこかで乗り換えが必須でした。そのため、青春18きっぷで乗り通すとはいえ途中の乗り換えで気分転換ができたのでロングシートでもトイレが無くても全然問題ありませんでした。しかし、最近のダイヤ改正で豊橋~浜松、浜松~熱海、島田~興津と運行系統が変更されて浜松から熱海までは乗り通しが当たり前になってしまいました。
最近は315系という新しい車両が走るようになり、快適性は上がりましたが乗り通すとなると3時間弱かかるのでまあまあの長時間乗車となります。こんかいは211系のGG編成+313系の2両編成の4両編成の運用になりました。まあ移動には大変な組成ですが、引退が進むJR東海の211系に乗車できましたので今はこれが当たりだと思っています。
静岡県内は結構飛ばす区間が多いので乗っていても結構爽快感があります。快速列車がないのは確かに長距離移動の人からすれば少しきついところではありますが、それでも意外と乗っているとあっという間という感じがします。この日は名古屋あたりまでは天気よかったものの、途中から雲が多くなってきていて、富士山は残念ながら雲の中となりました。浜松の乗車からおよそ2時間半、いよいよJR東海からJR東日本へと切り替わる熱海へと到着しました。
熱海からはJR東日本のE231系がお出迎え、今回はこちらのグリーン車に乗車して遅めの昼ごはんとしました。熱海といえば個人的に4,5年前に食べたアジ丼がとても忘れられないのですが、駅弁でそういうわけにはいかないので神奈川では比較的知名度の高い大船軒の押し寿司をいただくことにしました。お昼ご飯をゆっくり食べるためにグリーン車課金をしましたので、グリーン車の利用は熱海から小田原までの短区間に控えました笑
さて、最終ランナーは小田原始発の湘南新宿ラインです。今回の旅の最終目的地は東京ではなく新宿、ということでここで始発の湘南新宿ラインに乗り換えすることにしました。この特別快速は数年前に快速アクティーが廃止されて以降、東海道線で唯一無料で乗れる優等種別となっており、大船まではアクティーと同じ停車駅に停まります。小田原から新宿まではおよそ1時間20分ほど、途中混雑など4,5分ほど遅れての運転でしたがついに東京都心へと入っていきます。
博多を出たのが1日目の朝6時ちょうど、それから2日目の17時半に新宿到着。実に3約36時間の長旅となりました!無事に新宿に到着。なんか感激ですね。ほとんど寄り道をしていないので、2日間ずっと電車に乗りっぱなしでした。これまた楽しい2日間だったと思います。青春18きっぷの醍醐味を詰め込んだ旅だったような気もしますが、実に4回にわたったこのブログもいかがでしたでしょうか?すべてを記録できているわけではないですが、18きっぷの旅はまだいろいろできますのでどこかの機会で記事にできればと思います。次回以降もぜひご覧いただけますと嬉しい限りです!