おはようございます。
JR九州は昨年2022年9月のダイヤ改正で福岡市近郊も含めて大規模なダイヤ改正を実施、その中身は時刻表を見比べるとなかなかに思い切った減便改正でした。コロナの影響もあるとはいえ、コロナからも2年半が経ち徐々に日常が戻ろうとしていたタイミングも相まって混雑はかなりひどくなったようでした。これには一部の自治体がJR九州に苦言を呈するほど。
そんな状況下でコロナも5類に引き下げられてさらに人の流れがもとに戻ってきたことから、JR九州はようやく鹿児島本線で朝に1往復増発を決定。それも6月1日から臨時列車扱いで始めるというかなり急な決定となりました。それだけ時間をかけている場合ではない緊迫した問題だったということでしょう。さらには北九州エリアを中心とした小規模なダイヤ改正も実施することになりました。
長くなりましたが本題はここから。さて、この急遽決まった増便、果たして充てられる車両は何になるのでしょうか。昨年の改正で減便したとはいえ415系の鋼製車が全編成引退していることから予備車はそこまでないはずです。朝の南福岡を見てみても813系が少し余ってる程度の印象があります。そして、南福岡駅に掲示された案内に8両編成と記載があることが判明しました。鹿児島本線で8両編成が実現するのは811系か415系1500番台のみ。
現状の予備編成の状況を見ると可能性が高そうなのはやはり415系1500番台ではないでしょうか。415系1500番台の鹿児島本線の運用は、昨年の改正で消滅間近になり朝に上り1本、夜に下り1本のみとなっています。もしかすると、もしかしたらここにきて415系の運用が増える可能性が出てきました。しかも、下りの福間発南福岡行きは快速列車。実に10か月ぶりぐらいに415系の快速運用が復活する可能性が出てきました。
今回の臨時列車もちろん平日のみ。とはいえ、少しオタク的には楽しみな要素が出てきたの今から楽しみです。朝が早いですがどこかで乗りに行ける機会があればいいのですが、、、なにはともあれこれが福岡地区のラッシュの緩和に少しでも役立てられれば、臨時列車も定期化される可能性があるので期待です。