おはようございます。
先日のダイヤ改正を前に引退した東北本線の205系600番台、登場からわずか10年足らずでの撤退となりましたが、元々は12編成中12本が京葉線からの転属組、残る2編成も埼京線からの転属組でありその活躍は首都圏時代から通してみると長きによるものでした。
今回はそんな東北本線の宇都宮~黒磯間で活躍していた205系600番台の最後を追いかけて撮影したときの写真を3枚ピックアップしていきます。特に205系時代で一番面白かったのは早朝にある4+4の8両編成の運用でしょうか。武蔵野線の205系が引退してからは日本で活躍する205系の中で一番長い編成になります。東京からでも始発のやまびこ号に乗れば間に合うので一番列車で乗り込むことに。
この日は原形顔のY11編成が宇都宮方に着く8両編成で運転されました。この8両編成は2往復ほど運転されていましたが、最後の黒磯発宇都宮行きは8時台から9時台と比較的明るい時間に走ることもあり、撮影するにはもってこいの列車でした。今回も始発のやまびこ号で乗り込み8連を押さえることに。この日はY11編成が宇都宮方に連結された組成で、首都圏でも頻繁に見られた原形顔を先頭にした8連がみれました。
撮影に出向いた2月26日は最後の冬晴れともなった日で沿線には多くのカメラマンがいました。そして何より原形顔のY11編成とY12編成の2編成が東北本線で終日運用に入っていたため、私もテンションが上がってしまい朝の8時には栃木県に入っていたのですが17時ごろまで東北本線をうろうろしておりました。
原形顔のもう1編成であるY12編成には引退間近の記念ヘッドマークもつけられており、205系のHM付きを撮影できたのは8年前の横浜線とつい最近の相模線以来3度目でした。今回の小山車両センター所属の205系が引退したことで首都圏を走る205系も鶴見線と南武支線のみ。かろうじて東北で仙石線が残っていますが、あれだけいた205系ももう風前の灯火という感じでしょうか。この1年間で宇都宮まで4回ぐらい通ったのですが、果たして仙石線にはどれぐらいの頻度で行くことになるんでしょうか…笑笑