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《駅探訪》【名市交】混雑対策は万全!ホームが狭くても多くの人をさばく1面2線の工夫

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舞浜駅なんかよりももっと前から混雑の工夫がなされている名古屋駅、幼心ながらに不思議に思ってました。
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 こんばんは。

 

 京ディズニーランドの最寄り駅であるJR京葉線の「舞浜駅」が最近改修工事を終えたということで少しばかり話題になっていました。というのはでぃずーにランドの最寄り駅ということもあり特に行楽シーズンの土日祝日中心にホーム上が混雑をするため、ホームを伸ばしたうえで上下線の列車がずれて停車することにより混雑を緩和させようというものです。

 

 実はこの方策、京葉線なんかよりもずっと前に混雑緩和のために島式ホームを長く設けて停車位置をずらすことで混雑緩和を実施している駅があります。それが名古屋市営地下鉄東山線名古屋駅です。東山線は名古屋の地下鉄で一番最初に開通した路線であり、開業時の名古屋市の財政的に通常の車両よりも小さいミニサイズで作られたがゆえにその混雑っぷりが有名な路線でもあります。その中でも特に名古屋~栄間は大変な混雑で両駅は終日にわたって人でごった返しているような状況です。

 

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東山線名古屋駅ホーム、いたって普通の1面2線の島式ホームですが左のホームには電車が止まっているところ右は壁になってます。

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長ーい柵が設置されています、藤が丘行きはこの作部分を通過した先に停車します。

 

 そんな東山線でも多くの人が乗り降りする大ターミナルである名古屋駅は1面2線の島式ホーム。都市部の地下ということと技術的にもまだ幅広いホームを設置できなかったということもあり、名古屋のホームは幅で見ると大して広いわけではないですが、東山線の車両1編成6両に対して総計12両分のホームの長さがあります。

 

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藤が丘行きの電車の停車位置目の前に広がる壁の横を通過して高畑行きが走ってきます。

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壁には大きな広告が、この時は男性美容についての広告が載っていました。

 

 元々走っている車両が16m級6両編成であるため、車両全体の長さは通常の電車よりもかなり短いものになっていますが、それでも通常の編成の倍近い長さがあるのでたいそうな長さのホームになっています。一部は大きな壁が設けられておりいい広告料の収入源にもなっているようです。片方は通常のホーム柵があるので6両分を通過してほーうに停車するちょっと不思議な場面を見ることができます。

 

 名古屋市内を観光する際には欠かせない地下鉄、その中でも主役である東山線を使うことは多いはずなので使う機会があればその混雑緩和の苦肉の策を体感してほしいですね。ちなみにこれも有名な話ですが、バイパスで作った桜通線は利用客は東山線の半分以下ですが駅のホームは東山線の倍以上のスペースで作られてます笑

 

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