おはようございます。
小田急の全線走破旅の第3回、今回は江ノ島への観光路線の1つでもある小田急江ノ島線に乗車していきます。小田急は小さな支線というのはなく小田原線と多摩線、そして今回の江ノ島線のみとなっています。小田原線が本線にあたり多摩線と江ノ島線が支線みたいな扱いですがどれも新宿からの直通列車は終日にわたって設定されているの十分主要路線の1つです。
そんな江ノ島線ですが今度のダイヤ改正で大きな変化を迎えようとしています。それが藤沢での江ノ島方と相模大野片での分断です。現在は日中帯新宿発着の快速急行が毎時3本と相模大野もしくは町田発着の各駅停車が毎時6本、片瀬江ノ島まで通しで運転されています。これが藤沢で系統が分断されます。
やはり利用状況とダイヤ上藤沢でのスイッチバックはなにかとネックになるんでしょうか。現ダイヤでも快速急行で藤沢についても先行の各駅停車に追い付きはするものの藤沢先発は各駅停車のため、快速急行が藤沢折り返しになったとしても乗り換えは発生するものの最短の所要時間は変わらないのです。なのであれば利用者が減っている今であれば快速急行や急行を藤沢で折り返して各駅停車を系統分断しても大きなトラブルはないと判断されたんでしょう。典型的な効率化を求めた改正になりますね。
さて江ノ島線は江ノ島への観光需要を担う路線であるのはもちろんですが、横浜市西部から湘南にかけての貴重な縦方向のアクセスが可能になる路線です。その重要性は藤沢で東海道線と接続、湘南台・大和で相鉄線と接続、中央林間で東急田園都市線と連絡という他者線との接続を見てもわかるでしょう。結構大和から中央林間までの利用といった短区間利用者も見受けられます。(せっかく新宿まで直通で走らせてるんだから小田急にとってはなんとしても自社に乗ってほしいんでしょうけど、、、)
相模大野~片瀬江ノ島は快速急行でもおよそ30分ほどかかるのでそれなりに長い路線であることはお分かりかと思います。今後の改正で江ノ島へのアクセスがやや悪くなるものの箱根に次ぐ観光路線としては重要な路線でもあるため今後の利用者の状況により優等種別が再度江ノ島まで足を延ばすことがあるのかも注目していきたいですね。これにて小田急線は全線走破、1日で何とか走破しきれました!明日は番外編出すかもしれませんが、今回のシリーズ含め1年お付き合いいただきありがとうございました!(多分まだ今年最後の記事ではないです、、、笑)