こんばんは。
京阪の大阪側の起点淀屋橋と途中で分岐する中之島線。関東ではなかなか見られない中心部を走る環状線の内側に起点を設けており、南北に貫く主要路線である御堂筋線との結節点でもあります。さて、今回は京阪全線走破旅の最終回(?)となる淀屋橋と中之島へ行ってきます。
大阪環状線との乗換駅である京橋は大阪環状線をオーバークロスし地上3,4階にホームが設けられていますが、その次の天満橋は地下に入るのでまあまあな勾配になっているかと思います。大阪の中心部へ電車が潜り込んでいきながらの乗車風景は陽が落ちた後ながらもなかなかのものでした。
終点の淀屋橋はきれいにストレートなホームをしています。見た目は1面2線の駅ですが、実際は1面3線の駅となっており、京橋方に切り掛け上に3番線があります。このキリかけタイプのホーム構造関西ではよく見られますね。他にもこの後話題になる中之島、阪急京都線の河原町などなど何かとこの構造が多い気がしますね。
そして地下ということなので当たり前といえば当たり前なのですが、側面のタイルとか駅名票の設置のされ方とかがどことなく地下鉄風なのも面白いですね。こんな地下鉄らしいところにハイデッカー付きの特急車が入線してくるところも京阪らしさ都営ましょうか。個人的に壁についている帯の色合いから何となく半蔵門線の駅に見えてくるんですけど、関東に住んでいる方なら少しは分かってくれますかね、、、
天満橋駅から分岐し堂島川と土佐堀川にはさまれたところに存在する中之島ヘムス夢歩のが中之島線。開業は2008年とかなり新しい路線。阪神なんば線などとほぼ同期と言えるでしょう。新しい路線なだけにやはり各駅は新しさがまだ感じられ、ホームなども従来の路線よりも少し大き目に設けられたりするのが特徴です。
中之島はビジネス街ということもあり、淀屋橋からの分散や京阪本線~御堂筋線乗り換えの混雑を緩和すべく建設された路線ではありますが、13年が経った今そこまで大成功というほどではなく、かつては日中も優等列車が走っていたものの今では朝夕を除きすべて各駅停車で統一されています。
そしてホーム上も列車が到着した際はある程度の乗客がいるもののそこまでにぎわっているという感じではなく、やはり閑散としているイメージでした。まあ訪れたのが土曜日の夜ということもあり、そんな時間にビジネス街に用事のある人など少ないわけで、、、
再三記事の中でも書いてきましたが、今回の京阪編はいったんここで終わり、といってもこれで京阪全区間走破したわけではありません。2022年中には京都市営地下鉄東西線から琵琶湖方面にかけて乗り通したいですけどいつ実現するのやら、、、これで関西の私鉄で完乗できていないのは南海と阪神のみになりました。阪神はそんなに路線距離長くないので簡単にできそうですが、南海はそう簡単にはいかないでしょうね。というわけで今回はここまで!次回の旅日記もお楽しみに!