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《旅日記》【乗車記◆私鉄全線走破旅◆】京阪編~Vol.1おけいはん乗って京都へ~

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関西の大手私鉄3社目の全線走破旅、「おけいはん」としても知られる京阪電車に乗ります。
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 おはようございます。

 

 阪と京都を結ぶ路線といえば阪急とJR京都線、そして京阪電車の3社が競うかのように結んでおり、まさにライバル路線となっています。今回はそんな3社の中の1つ、京阪電車に全線乗ってきたということで記事にしていきます。京阪は京都市内でちょろっと乗ったことはありますが、本格的に乗ったことはないのでまさに初乗車に近いです。

 

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京阪のフリー切符は1日あたり1,300円とややお高め、でも観光地はしっかり押さえられます。

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京阪の電光掲示板、なんとなく関西って種別と行先、そして停車駅がそれぞれ分離してるタイプが多いですよね。

 

 さて京阪の路線をさらっと説明すると大阪環状線の内側、地下鉄御堂筋線と接する淀屋橋を起点とし、大阪環状線と京橋で接続したのちは東へ本線が伸びていきます。「ひらパー」で有名な枚方市寝屋川市など大阪のベッドタウンともいえる街を通り抜け、京都市へ向かいます。京都市内では京都駅に直接乗り入れることはなくやや東側を北上する形で走っており、伏見稲荷祇園北野天満宮といった京都市内の東側の観光地へのアクセスは抜群の位置を走っています。そのほかに途中で分岐する交野線宇治線中之島線、それに琵琶湖方面を走る京津線石山坂本線があります。今回は全線走破旅とはいいながらも琵琶湖方面までは手を出せずに終わっているため、いったん京都~大阪間での乗車記録となります。(いつかはちゃんと乗りに行きます笑)

 

 ちなみに1日乗車券みたいなものがいくつかあり、今回みたいに周辺観光地へのお出かけに便利な京阪全線(大津線除く)+石清水八幡宮のケーブルカーのフリー切符や大阪メトロ+京阪電車全線(同じく大津線除く)があったりします。おかげで大津線に手を出せなかったというのもありますね。お値段は関東の私鉄に比べるとやはり1,000円超えてくるので少々お高めという感じでしょうか。(阪急なども同じようなフリー切符ありますが、あちらも阪神とセットの1日乗車券で1,300円とかになります。)

 

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京阪一発目の乗車は3000系の快速急行、緑のイメージが強い京阪では異色の存在だと思います。

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車内もかなりシックなつくりになっており高級感がうかがえます。

 

 さて、今回の全線走破旅は大阪環状線との接続駅である京橋駅からスタートします。淀屋橋とかの方がキリよかったんですが、旅の都合で京橋になってしまいました。とはいえJRとの接続駅ということもあり駅前から駅舎まで立派なところです。大阪環状線ですら地上2階部分を走るのに京阪はさらにその上を複々線でオーバークロスしていきます。

 

 今回の旅の最初はちょうどやってきた「快速急行出町柳行き」に乗車します。やってきた車両は3000系、京阪とは思えないシックな濃紺に身を包んだ車両です。個人的には京阪らしくはないけどスタイリッシュな見栄えは京阪の中でも群を抜いてかっこよく見えます。内装もしっかりその濃紺さを生かした車内になっており、3ドアのクロスシート車ですがしっかり色が統一されてまさにエリートの車両という感じがします。ちなみに先頭電動車になっており、東洋製IGBT-VVVFを搭載していることからどことなく京急感が出ますね。

 

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京橋をでるとしばらくは複々線の高架区間が続きます。

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この日は見事な快晴、青空の下複々線を快走していくのはすがすがしいですね。

                                        

                                        

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最も駅間が短い3駅、出町柳方面に向かっているので今到着してるのが千林、その奥が滝井、さらに奥が土居。(別の時間帯に各駅停車に乗った時の写真です)

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カーブあり、勾配あり、複々線の高架区間であってもダイナミックな走りをします。

 

 京阪は淀屋橋からの本線と中之島からの中之島線が合流しその後も4つの線路が交わることなく寝屋川市の手前まで複々線が続いています。この複々線区間にかの有名な、土居、滝井、千林の3駅も含まれており駅間が短い区間をすっ飛ばしていきます。快速急行や特急を含め優等列車は原則的に真ん中2本の急行線を走り普通電車が外側の緩行線を走る形になっており、急行線には主要駅にしかホームが設置されていません。

 

 寝屋川市からは複線区間となり主要駅で緩急接続ができるような構造になっています。そして「ひらパー」で有名な枚方市を越えると淀川位相ような形で京都へ向かいます。途中の樟葉などでは近くに川がありのどかな風景が見られます。

 

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高架区間を過ぎると大阪から京都にかけてのベッドタウンを越えて少しのどかな雰囲気になります。

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終点の出町柳、京阪の駅名票って独特ですよね。だいたい白が土台となることが多いですよね。

 

 そして、葛葉を過ぎたあたりから平安時代ぐらいからの歴史の古い観光地がみられるようになっていきます。石清水八幡宮を過ぎ、淀川が3方向へ分岐するといよいよ京阪も京都へ北上。乗車していた快速急行は通過する駅も多いですが、伏見稲荷東福寺を越え祇園四条と停車していくと電車は終点の出町柳に到着。冒頭で記載した通り京都中心部ではなく銀閣寺や北野天満宮に近いエリアになります。

 

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線路が行き止まりに、終着駅に着いたという感じがしますね。ここも鴨川のすぐ横の地下になります。

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鴨川の風景、この日はぽかぽかな陽気なので川沿いで遊ぶ人たちの姿も多く見られました。

 

 駅を降りるとすぐ横を鴨川が通っており、京都市内はほとんどこの川に沿って地下を走ることになっています。ちなみに七条~出町柳間は「鴨東線」が正式名称ですが、これは鴨川のちょうどすぐ東側を走ってることが由来になっていると思われます。そして終点の出町柳からは鞍馬方面へ向かう叡山電車に乗り換えが可能です。鞍馬といえばこの時期の紅葉はさぞかしきれいなことでしょうね。あとは、やはり鞍馬天狗が有名でしょうか。源義経も修業したとされる山だけに観光スポットでもあり神聖な場所でもありますね。来年はこの時期に鞍馬に行ってみるのもいいかもしれないと記事を書きながら思いました。

 

 さてさて、京橋から出町柳までではありますがまずは本線系統と言える部分を乗り通しました。いや、厳密には淀屋橋からではないのでまだまだですね。とはいえ次回は先にトラブルに巻き込まれつつも何とか乗れた交野線宇治線のことを記事にしようかなと思います。このシリーズの次回もお楽しみに~♪

 

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