おはようございます。
昨日の記事に引き続き、今日は東急の車両の行き先表示機についてこれまた細かいネタになります笑にしても本当に私はこういうの見比べていくの好きなんですよね。おかげで同じ形式でも編成ごとに全然違って見えて全部違うじゃんって言ってしまいます笑
本日記事として取り上げるのは東急田園都市線で活躍する8616Fです。今まさに置き換えが進む8500系ですが、その歴史からかなり編成ごとに際のある形式なのですが今日はそんな8616Fの行き先表示機についてみていきます。
今回取り上げる8616Fは側面の行き先表示機がフルカラーLEDになっており、5000系と同じタイプのものが装備されています。これは結構前に8500系いくつかの編成に対し試験的にかフルカラーLEDを搭載した名残りで現在ではこの8616Fと8634Fがフルカラーで生き残っています。
そんな8616Fの行き先表示機なのですが1か所だけなぜだか新品のフルカラーLEDに交換されているのです。その場所が一番中央林間方の10号車デハ8516の海側の行き先表示機です。実際に見てみましょう。
はい、上の2枚の写真ですが1枚目がデハ8516の海側、下の2枚目が山側の写真です。見比べてみると1枚目の方が白っぽくて新しい感じがありませんでしょうか?一方で2枚目は劣化が進んで黄ばんで見えるように思います。
8616Fの行き先表示機は結構前のものなので10号車のその1か所以外はすべて2枚目のように劣化の進んだものになっています。それにしてもどうして10号車の海側だけ交換されたのかは謎です。
では続いて各停表示の2枚で見比べてみます。どちらが10号車海側の行き先表示機化当ててみてください。
いかがでしたでしょうか?わかる人にはパッと見ただけでわかるかもしれませんが、よっぽどのことがない限りこんな細かいところは気にしないでしょうね笑
ちなみに正解は1枚目上の「各停|押上」が10号車海側のものです。2枚目がデハ8816(9号車)の行き先表示機です。よく見比べてみるとわかりませんかね。この新品のLEDはおそらく5000系の6ドア置き換えの目的で製造された新造サハと同じぐらいの新しいものであると思われ、2018年ごろに交換されたと思われます。
新造サハの発注で数にミスがあったのでしょうか、詳しいところは謎ですが8616Fに出会うといつもここに注目してしまいます。
ちなみにこの8616Fも検査期限的に今年度中に置き換えが予想されているので運用などを調べて見に行ってみるといいかと思います。末期の貴重な姿ですね。
※この記事はおよそ1年半前にヤフーブログの方で書いた記事のリメイクのような形になっています。