おはようございます。
鉄道の車両にも車の車検と同じように一定周期で検査を受けることが義務付けられています。また鉄道の車両というのは予備用の車両もありますが、基本最小限でその路線を運転できるだけの数しか車両は確保していないので、大掛かりな清掃なども検査の時に一気にやってしまうことが多いです。
そのため検査を受けたばかりの車両は新車ばりにピカピカしていることが多いのです。そんな中で今回取り上げるのは私がこれまでたくさん取り上げてきた東急田園都市線を走る車両の検査直後の様子です。
1枚目は8500系8635Fの検査明け直後の写真です。見ての通り屋根上が真っ白といった具合にきれいです。ちょうど2年ほど前のものですが、この編成は夏に検査を受けたので検査明けの姿は真夏の太陽を受けてより屋根が白く感じます。
一方で2枚目は同じころに検査を受け、8635F同様に検査の直後に撮影した5000系の5109Fです。お気づきかと思いますが、5109Fの方はクーラーこそ前の一部の車両がきれいになっていますが、屋根上は大して清掃されたようには感じられません。
このようになぜか最近の東急の検査は8500系は屋根回りを中心にとてつもなくきれいになって出場するのに対し、5000系や5050系などはあまりそういうことをすることなく出場します。確かに8500系は屋根の汚れが目立つような気がしますが、5000系もきれいにしてやってもいいのではないでしょうか。