こんばんは。
本日、全国で最後まで行商専用列車として3月まで活躍していた近鉄の2680系X82が三重県にある所属先の明星検車区から大阪の高安検車区へと回送されたようです。3月に営業運転を終了しており、これが最後の自力走行となりそうです。
鮮魚列車は長らく三重県の港で朝市で取れた鮮魚を大阪の市場に運ぶために近鉄が運行しており、2000年代になっても残っていた数少ない行商専用列車でした。使用車両は2680系という車両が使われていましたが、この車両はかつて急行用車両として製造された車両で、前任の1480系引退の際に改造されて今まで使用されてきました。
普段は伊勢と大阪を行き来するのみですが、晩年はファンたちが企画した団体列車として名古屋線や湯の山線といったところを走ることもあり、注目を浴びていました。
車両の老朽化と利用率の低迷から廃止がずっとささやかれてきましたが、ついにこの3月に引退となりました。行商人用の列車自体は定期列車の一部を貸し切り状態として運行する形態に引き継がれており2410系のW23のうち伊勢方のモ2423がお魚図鑑みたいな名前が付けられて走っています。(撮影できていません…汗)
コロナウイルスの影響で最後の撮影会などがすべて中止になったらしく、非常にむなしい最後となりましたが、廃車回送には多くのファンがカメラを向けたようで最後の雄姿は多くのファンに見届けられていい最期になったのではないでしょうか…
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