おはようございます。
先日運用から離脱したことで話題になった東急田園都市線で最後までサークルK編成として残った8606F。その編成の離脱によって8500系は残り16編成となりました。(それでもまだこれだけの数残ってるんですよね笑)
そして2020系も今週に入り2137Fが甲種輸送され17編成目までが長津田に到着しました。これによって現在の田園都市線は営業運転開始前も含めて8500系が16編成、2020系が17編成、そして5000系が18編成となりました。
ここで気づいてください。なんと現在の田園都市線の最大勢力は5000系なのです。(といっても比率的にはすべて1:1:1なので過半数も占めないんですけど…)
5000系といえばいわずとしれたリーマンショックのあおりを日本で最も受けたといっても過言ではない形式で、本来であれば今頃田園都市線で走っている東急車はすべて5000系で2020系なども登場することはなかったのです。
2010年前後の正解同時不況のあおりを受け、ハチャメチャになった5000系の投入計画。それを物語るように田都を走る編成数は18編成と、今年の3月までは8500系にその数で負けていたほどです。
そんな形式ですが、今年2月に8621Fが離脱し8500系と同数に、そして3月に8623Fが離脱したことで10年越しの田都最大勢力を達成しました!
しかし、それもつかの間。2020系が今のところは順当に製造されており来月ぐらいには18編成目が来ます。そうなると残り2,3か月で最大勢力の座は2020系にあっけなく渡してしまうことになります…
まさに「百日天下」、5000系自体は田都から撤退する見込みはないですがこれまでの東急の顔らしい顔として走ってきながらようやく数で日の目を浴びることになるも後輩に追い上げられてまた田都のサブキャラに戻ってしまいます。個人的には田都の中で言えばやはり5000系が安定だと思っているので今後もバリバリ活躍してほしいものです。