おはようございます。
本日は今更ながらという感じですが東急田園都市線を走る最新型車両2020系の車内の様子を見ていきましょう、という記事です。
2020系も登場から2年が経ち、若干のマイナーチェンジもありながらも16編成目まで長津田に運ばれており、田園都市線を利用しているという方なら一度は乗ったことがあるのではないでしょうか。
そんな2020系の車内はそれまでの東急の新型車両であった5000系と比べて暖色系が多用されており、特に室内灯がLEDながら温かみのある色なので特に日が暮れた夜間などの車内は家庭観のある感じの雰囲気になっているような気がします。(個人的には白っぽいLEDの方がLEDらしくて好きなんですが笑)
座席のモケットも若草をイメージしたデザインになっており、まさしく田園都市線の「田園都市」をモチーフにしているようです。これもまた記事にしたいのですが5000系列では路線ごとに座席モケットの色を変えていましたが、今回投入された2020系はじめいわゆる「20系シリーズ」はすべて同じモケットになっています。
5000系の6ドア車を置き換えた新造サハと同じように「ハイバックシート」と呼ばれる背中のかなり高い位置まで背もたれのあるシートですが、個人的には結構固めで体が勝手に固定されれしまうので長時間の乗車には向いていないように感じてしまいます。
またハイバックシートながらヘッドレスもないので座って寝てしまうと結構首が持っていかれます。(注意が必要ですね。)
車内のロールバーなどはJRのE235系のように持ち手のあたりがざらざらしており、潔癖の人出も触れそうな素材になっている気がします。網棚は5000系列の後期車からあまり変わっていません。
そしてLCD旅客案内表示がドア上に2画面はもちろんのこと、ドア間の座席上にもほぼすべてに3画面、そして貫通扉上に1画面設置されていることが特徴でしょうか。ドア上のLCDは1画面が旅客案内であり、ほかの全てのLCDは広告用になっています。
ちゃんとは覚えていないのですが、座席上の3画面は3画面で1つの広告が流れるということ以外すべての広告用のLCDは別々の順に流れています。これだけLCDはありますが中つり広告はJR同様に設置されています。
東急は8500系もそうですし5000系列も各路線ごとに仕様が違って見比べてみると面白いのでぜひその車内も取り上げていきたいものです。最後までご覧いただきありがとうございました。