おはようございます。
本日は京急線の品川駅のカオスっぷりを記事にします。
辛うじて3月に品川方面に用事がありましてせっかくだから横浜へ戻るときは京急にしようということで乗車したのですが、その前にこの品川のカオスっぷりはいい記事にのネタになりそうだと思いまして今日にいたります。
京急というと品川から羽田空港や横浜、その先の三崎口に続いているというイメージですが、厳密には泉岳寺までが京急線でそこから先が都営地下鉄浅草線になります。
なので京急線の品川駅は2面3線(2つのホームに対して3つの線路があること)なのですが、1本は横浜方面から品川にやってきた電車の行き止まり専用になっており、残る2つは品川から先地下に潜っていく線路になっています。(まあ品川の北側にも留置線があるのですが)
地下鉄方面とつながっている線路のうち、浅草線直通方面のホームはもちろん泉岳寺止まりか浅草線直通電車(もちろん京成直通や成田スカイアクセス線直通も含む)のみとなっており、行き先こそカオス状態になっていますが、基本少なくとも押し上げまではすべての電車が行くので大きな混乱もありません。
というのも浅草線まで乗る人はその多くが押上までのいずれかに用事があるか、成田空港まで行く人であるので、泉岳寺行き以外に乗れば押上まではすべてたどり着きますし、成田空港に行きたければ成田空港行きのみが行くので電車を待つ際にごった返したり人が入り乱れたりということは少ないでしょう。
しかしこれが京急線方面となるともまあ大変です。
羽田空港方面に行くエアポート急行と快特、本線で横浜・三崎口方面に向かう快特、さらに各駅に停まる普通、さらには泉岳寺始発かどうかや2ドア車か3ドア車かなどかなり細かに分かれており、品川から京急沿線に向かう人たちがどの列車をどの位置で待てばいいのかそれに合わせて色付けされています。
しかもその色分けの仕方が、よく普通の駅で見る細い帯のようなものではなく、並ぶところすべてが色付けされているもので、それもただ1色ではなく4色も使われています。
黒~普通
こんな具合で並ぶわけですが、正直どこに並べばいいのかわかりませんよね。しかも赤と緑の横浜方面の乗車位置に挟まれる形で青色の羽田空港行きがあったりします。
ちなみにこの並び順はデータイム発車順をある程度考慮されているようで動線があまり交差しないようになっているはずです。
それにしても羽田空港方面を利用する人なんかは東京の電車になれていないであろうにいきなりこんな整列乗車をしろ、という方が難しいのでは?と思ってしまいます。(私も初見では何が何だかわかりませんでした)(というか京急の運転形態をある程度知らないと難しくないですか???)
もちろん発車標もカオスなことに。もともと京急は行き先表示機に種別、行き先、停車駅はもちろんハングルや英語を日本語と同時表記しているうえに品川はさらに乗車位置案内まで加わるのでパッと見て読み取るのが難しそうです。
理解は難しい品川ですが実際に現地に行って人の動きを見ていると大変面白いものです。ぜひ自由な外出ができるようになった際には訪れてみてください。