こんにちは。
皆さん電車を利用して乗り換えをする際、当たり前だと思っていると思いますがたいていは同じ駅名のところで別の路線・電車に乗り換えをするでしょうね。
しかしながらこの世の中にはとても近くにあり徒歩での乗り換えが可能ながら駅名が異なっているというものが存在するのをご存知ですか?
有名なのだと大阪メトロの梅田駅周辺は3駅がすべて駅名が異なっていながら乗り換え可能になっておりしっかり公式にも乗り換えは30分以内でと案内されています。
そのような場所が先週まで神奈川県にも存在しました。「先週まで」というのは3月14日に1つの駅が駅名改称を行い、似たような駅名になってしまったので現在ではあまり珍しい光景ではなくなってしまったのです。
それは神奈川県横浜市神奈川区にある京急・JR東日本・東急の駅です。まず「神奈川」という県名は知っていてもそのような地名があるのを知っている方は少ないかもしれませんね。
さて3月13日まではどうだったかというと・・・
京 急 ~仲木戸駅
東 急 ~東白楽駅
となっていました。京急は京急本線、JR東日本は京浜東北線と横浜線の分岐点、東急は東急東横線の駅として存在しており、東急東横線の東白楽駅だけやや北西の方に離れていますが京急とJRの駅はもはや1駅といっていいほどの距離です。
この3駅はすべて歩ける範囲での乗り換えが可能で、JR東日本の駅構内の案内サインにはちゃんと東急と京急の乗り換え案内まで出されています。
しかしこの駅名が異なっていた3駅ですが、3月14日に京急が仲木戸駅を「京急東神奈川駅」と変更したためにほぼ同じ駅名と扱えるため面白みが減ってしまいました。利用者からすればこんなにも近くにありながら別の駅名の方が迷いやすいので割と妥当な駅名変更だったとは思いますが。
ちなみに面白いことに京急は旧仲木戸駅の両隣が神奈川新町駅と神奈川駅でこれらも徒歩で移動は可能になっており、さらに言えば東横線の反町駅もそこまで離れていません。京急に関していえば今回の駅名改称で神奈川と付く駅名が3駅続くことになりますね。