おはようございます。
関西のJRといえば少し前までかつて関東などで走っていた古い車両が数多くいて、関東で乗りなれた懐かしい形式を乗るための場所、というイメージだったんですがここ最近大きく変わっていますね。和歌山線や万葉まほろば線などもその1つで長らく105系を中心に運用されてきたようですがついに227系に置き換えられるとのことです。
奈良駅からは大和路快速に乗車し王寺まで出ます。王寺から和歌山線に乗るわけですが王寺での乗り換え時間が15分ほどありましたので少し散策。といっても王寺駅周辺は近鉄で何度か来てるのでそんなに物珍しいものでもなく3か月ぶりといった感じです。
大阪環状線から引退した201系ですがまだ大和路線やおおさか東線では健在で王寺では留置中の編成なども眺められます。
さて和歌山線に乗車して奈良から和歌山に抜けます。正直ここを走る形式が何かわからなかった私ですのでやってきたときに105系なのかという感じでした。さすが年季の入った車両、という感じです。
和歌山線はしばらく近鉄大阪線と似たようなルートをたどります。五位堂やら高田やら近鉄で聞いたことあるような駅名が続きます。高田を過ぎるといかにも奈良県の南部を走っているという感じ。といってもそこまで南部というわけではなさそうですが。
走っていると1時間に1本はちゃんと本数が確保されており結構な頻度で列車の交換が行われます。がしかし、乗客の方は半分ぐらいが18きっぷ利用者のマニアか旅行客といった感じでした笑
ちなみに和歌山線は1900年に全通しているらしく、かなり歴史のある路線です。南海の開業以前はこの路線が大阪~和歌山間の移動手段だったらしいです。しかしこのルートは結構不便な気もしますがね…
途中高野山の玄関口となる橋本や、吉野山の玄関口となる吉野口を通りますが、大阪からであれば南海や近鉄がその輸送を担っている形なのでそこまで高野山や吉野山に向かう観光客が乗っている印象はありませんね。本当に地域密着型のローカル線といった感じです。
和歌山に近づくにつれてさすが和歌山、柑橘類が豊富と感じることが多く果樹園の木々も見られるようになります。夏みかんとか食べてみたいですね。さて105系に揺られること約2時間半、終点の和歌山駅に着きます。長かったようなあっという間だったような、という感じです。ちなみに和歌山駅は和歌山線から阪和線などのほかの路線のホームに行く際に自動改札があり、無人なので18きっぷ利用時は乗務員さんなどに声をかけなければいけません…
では今日は和歌山線について紹介しました。明日は大阪から日本海へ向かいます。ありがとうございました。