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《相鉄》JRとの直通電車に「特急」を割り振った理由とは・・・

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 おはようございます。

 

 さて10日ほど前に発表された相鉄とJRの直通運転の運転形態ですがその形態にファンの間ではいくつか疑問が話題になりました。その1つが直通電車の種別として「特急」が割り振られたことです。

 

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 相鉄とJRが直通することにより相鉄から埼京線が1本で運転されるわけですが、直通運転が始まると再開発が進む海老名や大和から1本で移動が可能になります。そのために相鉄としても海老名や大和から速達種別を設定したいでしょう。特に現状の相鉄の種別形態を大きくいじらずに速達種別を設定するなら二俣川以遠でも速達性が保たれる「特急」が選ばれることは自然なことです。

 

 がしかしここで考えてみましょう。海老名や大和というのは小田急との接続駅であります。乗換駅であるということは競合する路線でもあるということです。これまでなら2路線はまったく別の役割を果たしていたので大きな問題はなかったのですが相鉄の直通運転が始まると2路線とも新宿へ向かうことになります。つまりこれまでの関係が一転、ある意味競合路線になるのです。

 

 しかしやはり相鉄から新宿方面は大きく迂回する上に2社をまたぐため運賃で大きく小田急に劣ることになります。運賃は小田急453円、相鉄経由が806円とほぼ倍近くします。時間的にも小田急の方が10分ほど早いことが発表されています。

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 さらに相鉄の特急の停車駅は直通開始後は海老名大和二俣川、西谷」となるわけですが最初の2駅が小田急との接続駅なのです。つまり小田急との接続駅にしか止まらない特急を新宿へ向かう電車に充てるというのです。これでは相鉄も何考えているのかと思う人も多いでしょう。

 

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 さてお待たせしました。ここから私なりの見解を書いていきましょう。相鉄の大きな目的はやはり「武蔵小杉」「渋谷」ではないかと考えます。武蔵小杉は1本で行けるメリットは大きいです。また渋谷についても新宿での乗り換えもしくは中央林間での田園都市線への乗り換えで行けますが、やはり乗り換えなしというメリットを生かしていくのではないかと思います。また来年には埼京線のホームも山手線と並ぶのでより利便性が高まるかと思います。

 もう1つ考えるのが着席通勤です。朝のラッシュ時をメインにした話ですが、海老名や大和からの運賃では確かに小田急に負けるのですが、相鉄は海老名始発であるためほぼ着席が保証されています。そうです。今回相鉄が勝負を挑んでいるのは小田急モーニングウェイではないかと思います。定期利用者だとして週に2,3回モーニングウェイ号を使うのと相鉄の始発で行くのとでは実はほぼ互角の勝負をしているのです。まあ切符を購入できれば小田急の方が着席は確実ですが毎度購入するということも考えれば少しは相鉄利用を考えるのかもしれません。

 

 はい相変わらずグダグダと…いかがでしたでしょうか。これが相鉄の本当に考えている事かはわかりませんのでくれぐれも各社への問い合わせなどはおやめください。

 

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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