おはようございます。
首都圏を走る車両はこのご時世大半が車内設備のサービス向上のため車内に旅客案内のために車内LCDが設置されていますが、先陣を切ったのは山手線の205系の6ドア車両サハ204でした。その当時はものすごい小っちゃいもので6インチでした。
205系に関してはしばらくの間全体的な試験として導入されたようで、209系やE231系0番台にはスクロール式のLEDが採用されています。結局次に採用されたのは205系を置き換えた山手線向けE231系500番台でした。それと同時に私鉄でも車内LCDを採用する会社が登場し、現在では採用していない会社がないくらいです。
さて私鉄で最初に搭載したと思われるのが東急の5000系なわけですが、試作車の5101Fには15インチが1台のみの搭載でしたが、その後は15インチが2台となりました。さらに2010年代になり登場した編成は15インチから少し横に広くなった17インチとなっています。さて17インチの新造車が登場するとともに並行して、既存の車両も17インチに交換されるようになり田園都市線では2017年に6ドア車が完全撤退したのをもって15インチを搭載した車両は消滅しました。
さて大井町線では6000系が15インチのままですが、東横線では5050系でも順次交換が行われており、現在15インチ搭載車はY500全編成と5160F、5172F、5174Fと東横線所属の5000系4編成のみのはずです。(もしかしたら516*Fのどれかがまだ15インチかも)というわけで何気ない車両の一部ですけど記録しておきました。